2019年6月18日火曜日

ブラジャーⅤ

◆◆◆◆◆1話




「おい、ちょっと来てくれ!」 と、俺を呼ぶ現場監督。

 そう… 俺は通称、地球衛星整備士こと土木作業に日々闘志を燃やす土木作業員だ。
傍目には他人と変わらない俺なんだが、一箇所だけ違う部分がある。

「なぁ、頼みがあるんだが…」 妙に余所余所しい現場監督。

 現場監督は俺達作業員の直属の上司であり、そま権限は業界のものなら誰でも知るところ、
監督に逆らったら失業すると思ったほうがいいだろう。

「頼みってのは他でもないんだが、お前のその胸のことなんだが、ランニングシャツ一枚で、
 まぁ~ みんなも同じだからいいんだが、そのプルプルしてる胸を何とか出来んか?」
 と、12畳ほどのプレハブ事務所の中で、パイプ椅子で差し向かいの俺に話す監督。

 まぁ、俺も前々から他人に迷惑が掛かっていることは知っていたが、遂に監督から指摘されるとは
思ってはいたが男の俺としては相当のショックだった。

 ランニングシャツ一枚でその下には、女も驚く立派なCカップの胸が動く度にプルプルと上下し、
一緒に働く仲間が見とれてしまって、足場から落ちそうになったりした者もいる。

 俺が材料を取るのに屈んだ瞬間、胸元から見えるCカップの胸に見とれる者もいれば、
機械や、トラックを運転中に見とれて接触事故を起こした奴も相当数に上っている。

 朝方はまだいいほうで、ジャンパー着ているから目立たないんだが暑くなって来て脱ぎたくなる、
10時頃になると、俺も周囲と同様にバサッと、威勢良くジャンパーを脱ぐと、一斉に同僚や
関係者たちが俺の胸に釘付けになる。

 何度か同僚達からも相談は受けたんだが…
「じゃぁーどうしろって言うんだよ! 俺に辞めろって言うのか!」 と、口論になる始末。


 ランニングシャツから透ける胸と男にしちゃ大きい乳首が周囲の正常な脳波を狂わせていると
監督は遠まわしに、エロいを強調してきた。

 確かに、動いて擦れると俺の乳首は硬くなりシャツにピンッと出っ張りを見せる、いわゆる
勃起する訳なんだが、勃起して更に擦れると知らず知らずに出してしまう声。
「アンッ♪」 この声が周囲の仲間たちか緊張と力を奪っていると指摘する監督。

 寮に泊まっている俺は、常に怪奇な目で見られ、飯の時も風呂の時なんて何故か俺が
行くとみんな急に出て行ってしまう。
「お前の身体、どう見ても女だろうが♪ 腰だって括れてるしよ~♪」 と、同僚。

 どうやら、寮の大きな風呂場へ行くとみんなが出て行く理由は…
「お前と入ってたらよぉ~♪ 女といるみたいで緊張するって言うか、下が硬くなっちまうしよぉ♪」
 と、隣に並んでタオルの下の物を少し硬くしている同僚。

 更に同僚…
「オマケにお前ときたら、体毛薄いって言うか、ツルツルしてるし顔から下はどう見ても女だろ♪
 そんなのと一緒に風呂なんか入ってたら健康な男なら~♪ うっひひひひひ~♪」
 と、俺の胸をジーッとニヤニヤして見つめる同僚。

 同僚に対して俺が…
「おい! いい加減にしろや! ホモじゃねえぞ!」 と、怪訝に言う俺。

 すると…
「乳首も乳輪も女だし形もいいし、肌の肌理も細かいしよぉ~♪ それに、胸に養分吸い取られたみていに
 お前の下の竿の可愛いこと~♪ それなら女のパンツも履けるわな~♪ ひゃっはははは~♪」
 と、俺の下半身のタオルをチョコッと捲って嫌らしい目つきで見入った同僚。

 俺はこの変態っぽい同僚と一番親しく、部屋も一緒で仕事もたいていは、この同僚としているし、
隠し事や嘘を言わない正直なところが、気に入っている。

 そして、俺は一日分の給料を保証されて翌日、監督の奥さんに連れられて衣料品店へと出かけた……






◆◆◆◆◆2話




「監督の奥さんは小柄ながら美人で、胸はBカップほどの全体的に整った体型をしていた」

 寮で待つように言われた俺は、外にでて何する出なくソワソワしていた。

 タバコに火を付け、2階建ての寮の一階玄関先にあるベンチに腰を降ろしていると、
太った猫がノシノシと見回りするごとく、俺の前を通り過ぎようとした瞬間、チラッとこちらを見て
「にゃぁ~おん」 と、俺の目を見て会釈した。

 俺も思わず立ち上がって猫に頭を下げると、猫はヨシヨシと何度か頭を上下させ、
偉そうにそのまま行ってしまった。

 いつもは会釈なんかしない猫だったが、今日に限っては俺は普段とは違っていた。
当然だ、監督の奥さんとは言え、女性が迎えに来るんだ。

 まして目的は、男の俺が身に着けることになるであろう、ブラジャーを買いに行くのだ。
最初は抵抗したものの、俺は今の職場を気に入ってるし替える気はサラサラないし、
入社して半年ながら土木作業員でも少しは上のランクになっていて、監督とも馬があう。

 何度か監督の家に招待されて夕食を御馳走されたこともあるほど、気にいられているし
1年後には管理職にとも監督に言われている。

 だから、俺は嫌々ながら監督の頼みを受け入れるべく、ブラジャーを買いに行くのだ。
あれやこれや考えながら一服していた。

 すると突然!
「うわぁ~! おっきい~♪」 突然後ろから両胸を掴まれた!

 俺はその瞬間、全身の力が抜けたように両手をぶらぁ~んとさせてタバコを地面に落とした。
「はうっ!」 えも言われぬ心地よさが全身をとろけさせた。

「あっ! ご、ごめんなさい! 感じるなんて知らなかったもんだから…」
 俺の仕草を見て急に慌てふためく、後ろの奥さん。

 そう、俺は今の今まで自分の胸がここまで感じるなんて、夢にも思わなかったのだ。
確かに仕事していて、ランニングシャツに乳首が擦れて力が吹けることはあったし
風呂に入っていて、身体を洗っている時も若干だが感じてはいたが、全身の力が抜けるほど
感じてしまうなんてことは無かった。

「俺はこの時、自分の竿の先っぽが濡れていたことを知った」

 気まずい雰囲気の中、奥さんの運転する車に乗り込むと…
「○○君、さっきはごめんね… あんなに感じるなんて思わなかったから…」
 と、恥ずかしそうにチラチラッと助手席の俺を見て話す奥さん。

 そんな奥さんを横目に、実は奥さん以上に恥ずかしかったのは俺の方だった。
男の仕事である土木に命を捧げる覚悟で入ったこの世界なのに、胸を揉まれて出した自分の声が
耳から離れなかった。

 着替えが楽だろうと思ったジーンズの上に着たトレーナーが悪かったらしい…

 車はドンドン街中に入ってゆく、同時に俺の胸の中は情けない気持ちで膨らんだ。
当然だ! 大の男が女に連れられてブラジャーを買いに行くんだ、平常心でいられる訳がない。

 本来なら病院へ行って切除するんだろうが、親からもらった大切な身体に傷をつける行為が
どうしても納得が行かない俺は、切除に踏み切れなかった。

 そんな俺のことを気に入ってくれているのが現場監督と奥さんなんだが、監督の実家は寺で
奥さんの実家もこれまた寺らしく、互いに宗派を乗り越えての結婚らしかった。

 それにしても、情けない俺…
奥さんの大学時代の友達が経営しているブティックで、事前に話は通じているとは言うものの
俺にしてみりゃ、御釜への第一歩みたいな感覚なのは当然のことだ。

 街中の大きな通りに面したブティックは、とても男が入れるような面持ちではなく、中に数人の
スーツを纏った美人系の女性が見えた瞬間だった。
「逃げよう!」 俺の脳裏に浮かんだ一言。

 その時だった…
「逃げないでよ~ 逃げても解決しないから~♪」 と、俺の顔色で察知したかのような奥さん。

 俺はゲンナリして肩を落としてしいると、車は店の前を通過して左の通路に入ると奥の方に車が
10台くらい止められる駐車場へ入った。

 ビルとビルの間にある空間がなんとも、俺を逃がさないぞ! と、言っているように思えた。
「さぁー! ついたわ~♪ 観念しなさい!」 と、俺の背中をパンッと叩いた奥さん。

 通ってきた通路を通るのかと思いきや、車を降りると裏口のドアが開いて中から美人が一人
出てきてニッコリと微笑んだ。

 奥さんも出てきた人を見てニッコリと微笑むと、抱き合って再会を祝っていた。
祝いながらもチラッと俺を一瞬見た店の女性は俺の前に来ると深々と頭を下げた。

「いらっしゃいませ♪」 話は聞いていますから安心して下さいと店の女性。

 俺は、店の中へと連れられていった…

 前を歩く奥さんと見らの人は子供みたいにハシャいで楽しそうに語っていた。

 長い廊下を進むと右側に一定間隔でドアがあって、天井から薄っすらと明かりが灯っていた。

 突き当りが店内に入るドアだと思っていると、その手前の右側のドアが開かれた。

 中は廊下や店内と違っていて、事務用の照明が設置されていて壁は全て白で統一されていたし
壁に立ち並ぶ棚には、商品だろうか棚ごとに名前が書かれていた。

 見入る俺に…
「あれは御得意様の名前なんですよ~♪ お客様単位で個別に管理させて頂いているんです♪」
 ニコニコして話す店の人。

 ぼかしガラスの間仕切りの内側にある応接セットに通されると、奥さんを残し俺だけ別の部屋へ
別の店員さんに連れられて行った。

 応接間から聞こえる奥さんと店員さんの楽しげな語らいが聞こえている。
あの店員さんがここの経営者なんだとは思っていたが、化粧の所為か奥さんより若干若い気がしていた。

 俺が連れられていった場所は、更衣室のようなところの割りには事務机もあって、
畳で言えば10畳ほどの白で統一された部屋は病院のようだった。

 店員さんに服を脱ぐように言われ、そのまま上半身裸にになって立っていると…
「綺麗な形ですねっ♪ 寸法を取らせて頂きます♪」 と、恥ずかしそうにペコリと頭を下げた店員さん。

 寸法取りは2時間ほどかかったが、何度も何度も身体の形を変えての寸法取りに女は凄いなぁーって
心底思った俺だった。

 ブラジャーが出来上がるまで、数日間を要望された、俺が店員さんに値段を聞いて絶句した。
「ブラジャーが5万円だとぉー!!」 心の中で絶叫した俺だった。

 すると店員さんが…
「代金は○○様から先ほど頂きましたので♪」 と、俺を安心させた店員さん。

 この日、奥さんに買って貰ったのはオーダーメイドのブラジャーと、仕事用にとカップ付きタンクトップと
カップ付きのキャミソールは俺用に改造して渡すと言うことで、納品はブラジャーと一緒と言うことになった。

 その後、奥さんに連れられて店に行って何度か試着をさせられた俺のブラジャーは、ホック5段の幅広タイプ
付け方を学び、遂に俺はブラジャー土工(土木技能工)として現場デビューを果たすことになった。

 ただ、妙なことを感じていた…
思い過ごしかも知れんが、ブティック通いしてた時、何かにつけて俺の胸を触ったり揉んだりする、
奥さんが気になっていたのは確かだっだ。

 もしかして、奥さんは……
 

 


◆◆◆◆◆3話





 予想通りだった。
朝ジャンパーを着て現場に行くまでは良かったものの、仕事を始めてジワリと汗ばむ午前10時
周囲がジャンパーを次々に脱いだ辺りで俺もボタンに手を掛けた瞬間、周囲の目が一斉に俺に向く。

 周囲は知ってるのだ、俺が監督にブラジャーを買ってもらったことも、監督の奥さんとブティックに
行ったことも全て知っているのだ。

 みんなに黙っていても何れはバレるからと、監督が俺を茶化さないように周囲にそれとなく話し
同意を得ようとしていたらしかった。

 案の定、俺がジャンパーのボタンに手を掛けた瞬間、それまでは仕事に没頭していた連中は
全員が、横目で見入って来た。

 緊張感が一瞬、走った生コンクリート打設作業…
周囲は仕事をしているものの、その目は手先に向けられず、ほとんどが俺の胸に集中していた。

 ジワリと汗が俺の額を伝わって雫となって地面に落ちた…
第一ボタンを外すと、一瞬だが周囲からホッとした安堵の表情が垣間見られ、第二、第三と
震える俺の指先は確実にボタンを外していった。

 第四ボタンに差し掛かった時だった…
「何!」 周囲から一瞬だが漏れた低い声が俺の耳に伝えられた。

 そう、俺はランニングシャツから立体編みされたキャミソールに着衣を替えていたのだ。
色は俺に似合うと言う青系で、ブティックの人たちが苦心して改造してくれた肩紐補強タイプ。

 このアイテムが周囲に驚きを与えたのだ!
ボタンを全て外した俺は、ジャンパーをバサッと脱ぐと、直ぐ側の小屋のドアに掛けた。
「うおぉぉ!」周囲は一瞬シーンとしてからどよめきを見せた。

 青系の改造キャミソールの下でブラジャーに依って、しっかりと固定された俺のCカップの胸は
歩いても、プルプルいわず、縦横左右に身体を揺らしても微動だにしなかった。

 すると。
「ヤッタァーーー!! パチパチパチ」 と周囲の同僚たちから一斉に拍手と歓声が広がり重機の音を掻き消した。

「おめでとう! おめでとう!」 何故かおめでとうと言って駆け寄る仲間達。

 満面の笑みを浮かべて駆け寄る同僚の中に、一際歓喜して近づく現場監督は記念写真だと言って
同僚に工事用のカメラを手渡すと、交互に数十人が列を作って記念撮影を始めた。

 後々、この写真は会社の善意で全員に配られた。

 俺はブラジャー作業員として華々しく公共工事でデビューを果たした。
無駄に揺れない胸のおかげで仕事も捗り、数日が経過したころ監督の奥さんから電話が来た。

 傷を残さずに手術で胸を切除出来る医者が居るらしく、診察をうけてはどうかと言うものだった。
正直、俺は気乗りがしなかったものの、旦那さんである監督からも受けるだけならと助言され、
断りきれずに受けるだけならと、休みの日に監督の家を訪ねた。

 監督の自宅に行くと、監督はゼネコンの監督と打ち合わせが急に入ったと言って、出かけ
子供達と奥さんしか居ない家にポツンと取り残された俺だった。

 その子供達も30分後には友達が迎えに来て、姿を消してしまった午前10時30分。

 診察の人はいつごろ来るのかと聞く俺に奥さんが…
「あら、来ないわよ♪ 診察は素人でもマニュアルがあるから出来るのよ♪」
 と、微笑みながら俺に見入る奥さん。

「えっ! まさか奥さんが?」 と、ソファーに座り一瞬身を引いて驚く俺。

「構わないでしょ♪ 主人にも話してあるし妙な誤解は受けないから♪」 と、俺の肩に手を乗せた奥さん。

【そして…】

「白い肌… 肌理が細かくて女の子みたいな肌だこと♪ 結構重量感があるのね~♪
 あぁ、少し感じるだろうけど我慢してね♪ 恥ずかしいだろうけど我慢して私に任せてね♪」
 
 上半身裸になってソファーに浅く座って奥さんに背中を向ける俺の後ろから、両脇から手を差し入れ
胸を下から上へと持ち上げるように揉み始める奥さんの柔らかい手。

 下から回すように揉みながら、時折プルプルと両手を震わせられると必死に倒れまいと頑張っていたものの、
いつしか俺は頭の中が真っ白になってしまいグッタリとソファーの背もたれ伝いに後ろへと倒れてしまった。

 全身の力が抜け目も開けていられず閉じたマブタの外側に映る奥さんのシルエット…
胸の辺りにサァーッと奥さんの髪の毛だろうかサラサラ蠢くと、ビクゥンッ! 全身に走った電気。

 心地よさに加えて何かが乳首に軽い衝撃を与えていた…
ビクゥッ! 繰返される俺の身体の反応は次第に全身を仰け反らせ上下左右に身悶えを始めていた。

「気持ちいい…」 麻痺した思考回路から捻りだされた俺の言葉。

 俺は余りの気持ち良さに眠ってしまったようだった…
気がつくと時間は12時を過ぎていて、俺の上には毛布がかけられてあって、ブラジャーも着けられていた。

「今日の診察は終わったわ~♪ 医者に次の項目を確認するから♪」 と、笑顔を見せた奥さん。

 記憶に残らないほど甘味で蕩けそうなほどに心地よく、そして感じていた自分の姿を想像すると、
恥ずかしくなって奥さんの前では声も出ないほどだった。

 俺のパンツはグチョグチョに濡れていた…

 その後、二度三度と奥さんの診察は続けられ、いつしか俺は自分が何をされているのか解る様になり
奥さんの診察も次第にエスカレートし、激しいものになっていった。

 4度目の診察のときだった…
いつものように全身の力が抜け夢見心地にでウットリしていると、俺の下半身の方でゴソゴソするのに気付いた。

 スーッと涼しくなったと思うと…
「ビクウウゥゥゥーーーーーーン!!」 突然、俺の下腹部に走った衝撃。

 なにかネットリしたものが俺自身に絡みついてきた…
胸の乳首に感じる激しい快感と平行するように全身に伝わった俺自身の男の快感は、俺を声にならない声で絶叫させていた。

 レロレロ… ニュルニュルと言った初めての感覚は俺を宇宙へと瞬間移動させた。
声にならないヨガリ声… 動いているのかさえ解らない俺の身悶え… 激しい快感だけが全身を駆け巡っていた。


 童貞だった俺は自分に何が起こっているのか知るよしも無かった……






◆◆◆◆◆4話






 俺は少し変態的だが正直で素直な同僚と部屋を同じくしていて、洗濯も風呂もトイレも飯も酒も
常に一緒と言う友達と一緒に暮らしている。

 部屋は二人で一部屋になっていて長方形の部屋の両サイドにベット、ベットの下の方が玄関で
洋服ダンスや机が立ち並び、窓はベットの頭の方に個別に30センチ四方の小窓が付く。

 風呂は内風呂が一つとトイレも完備されているが殆どは寮と隣り合わせの大浴場に行くし
トイレと洗濯場も一階の共同を使っている。

 部屋に付いているのを使うと掃除が面倒だが、共同だと管理人さんがやってくれてるから
仕事でクタクタになってる時なんかやたらと重宝している。

 仕事から帰るとみんなは飯を食う奴、風呂に行く奴、洗濯に行く奴と数種類に別れて行動するが
俺とルームメイトでもある同僚は真っ先に、風呂へと行く。

 俺が入ると誰も遠慮して入らないから、俺と一緒に行くことで同僚は広い浴場を揺ったりと
占領するかのように楽しめると言う。

 こないだまでは着替え棚になかったブラジャーは今ではしっかり、俺が居るぞと言う目印になっている。
と言うのも、ブラジャーが来てからは態と、かごの目立つところにブラを置くからそれを見た奴は
まぁ~ 入る奴も居るものの殆どは引き返してしまう。

 古い連中は、俺の入っている時間をしってるからいいのだが、下請けさんの従業員で新人さんなんかは
事情を知らんもんだから、何故ブラジャーがここに? そして入って来て俺のCカップの胸を見ては
下半身を物干し竿にしてタオルをかけたまま退場や、鼻血を出してこれまた退場なんてことになる。

 かく言う同僚も並んで風呂桶に座っていると目のやり場に困るのか、俺を見ることも少なく
まぁ~ 気を使ってくれてるんだろうが、俺としては普通に接して欲しいなぁ~ と、思っている。

 そして今日も一緒に風呂に入ってるわけなんだが、どうも前々から気になってることがあって
と言うのも、俺が頭を洗っていると同僚が妙に静かになってて一度薄めを開けてみたことがあったが、
どうやら、自分も身体を洗いながらだろうが、俺の揺れる胸をチラチラと見ていることがあった。

 その時は俺は知らんフリしてたんだが、気になると恐ろしいものでそれ以来、俺は度々薄めを開け
頭を洗うようになってしまったが、偶にシャンプーが目に入ってしまって地獄の痛みを味わうはめに。

 だから、今日こそはと意を決して同僚に言った。
「なぁ、俺の揺れる胸さっ、目障りだろうけど勘弁な♪」 と、頭を洗いながら同僚に話しかけた俺。

 すると。
「あぁ、確かに目障りだな♪ お前と同室になってから毎週、溜まったもの出しに行ってるしよ♪」
 と、浴場に響く同僚の声。

 確かにそうだった、誰も俺と一緒に同室になりたがらなかった時に、監督に言われて渋々ながら
承知してのルームメイトで、それまで夜の街に出歩くなんて聞いたことも無い同僚だったが、
俺と同室になってからは頻繁に土曜日の夜は外出していたのを俺は知っていた。

 その頃は単にCカップなだけの俺だったからまだいいが、今は部屋へ帰ればブラジャーが干してあって
キャミソールだのタンクトップまでが天井からぶら下がった器具に干してある。

 そんな中で我慢していられる健康な男などいやしないし、どうしてもソソラレる男の本能は
土曜日の夜、同僚を夜の店へと導くのだろう。

「申し訳ない」 いつも同僚に対してある俺の心の中の言葉。

 そして俺は頭を洗いながら目を閉じて言った一言…
「目障りだろうけど見たかったら何ぼでも見ていいぞ、お前には迷惑かけてるから…」
 と、泡立てたシャンプーを斯き回して隣の同僚に言った俺。

 すると…
「勘弁してくれや、俺はホモじゃねえぞ♪」 と、同じく頭を洗う音を立てる同僚。

 そんな話しをして風呂から二人で出て脱衣場で俺が見た光景は、頭の中が真っ白になるものだった。
目印にしていたはずの、ブラジャーのカップの部分に何やらネットリとした液体が付着していた。

 男の体液だった…
誰かがこっそり入って来て俺のブラジャーで一本抜いた奴がいたのだった。

 ショックだった…
ショックで頭の中は真っ白になって言葉が出てこなかったが、俺の真横に立っていた同僚は咄嗟にブラを持って
もう一度風呂場に戻ると、備え付けの洗濯石鹸でジャブジャブと洗ってくれた。

 誰の物ともわからない男の精液の付いた俺のブラジャーを夢中で洗ってくれていたことに気付いて俺は
同僚の後ろに立って深々と頭を下げて感謝した。

 その時だった… 頭に血が上ったようにブツブツいいながら同僚が…
「まったく! 酷いことしやがる! 俺の女のブラに何しやがる!」 低い小声で確かに聞こえた同僚の怒る声。

 ハッキリとは聞き取れなかったが確かに聞こえた気がした…
『俺の女のブラに何しやがる…』 耳に着いて離れない同僚の無意識に言ったような言葉。

 すると…
「よし! これでいいだろ! 昔、病気の母ちゃんのブラジャーよく洗ってたから♪」 と、微笑む同僚。

 部屋へ戻る途中に初めて聞かされた同僚の家族の話し、亡くなった母親の看病でブラジャーなんかの
女物の下着を洗っていたと言う同僚。
「女物は楽しようとして洗濯機を使うと形が崩れるから、ちゃんと手もみ洗いが大事なんだよ♪」

 部屋に戻ると同僚は持っていたブラのカップを丁寧に形を整えて物干し器具に干してくれた。
「よし! これでいい♪ 飯いくかぁ~♪」 と、ニッコリ微笑んだ同僚は何故か清清しかった。

 俺はこの日から同僚との間が一度に縮んだ気がしていた。
同時に、その日を境に同僚は何かを吹っ切ったように変わって行った…
「ホラよ♪ いくら男とは言え上半身は女なんだからよ♪」 と、嬉しそうに俺に手渡した白いブラウス。

 おれが妙な顔して同僚を見ていると。
「気にすんなよ♪ お前の身体に合ったものを着ろ♪ この部屋だけでも楽しろよ♪」
 そう言いながらブラウスを広げて俺に見せた同僚は満面の笑みを浮かべ照れていた。

 それからと言うもの同僚は…
「寝る時は女の身体ならこれが楽だろう♪」 と、言って俺に渡した白いミニスリップにロングスリップ。

 同僚の変化に伴い俺と同僚の部屋はまるで女の部屋のように、洗濯物は女物が多く干されて行った。

 それから数日後だった、この日は現場の五割完成を祝して半日作業で終了させてもらえて、
俺達は現場から大喜びで寮へと戻って来て、一階の食堂で会社が用意してくれた酒や寿司に舌堤を打っていた。

 風呂に入って、サッパリ気分で食堂で下請けさんたちや元請さんの管理職たちに機械屋さんにダンプ屋さんと
大勢が食堂に集っての大宴会に化した食堂は大賑わいだった。

 カラオケも盛大に行われて、そりゃ半端じゃないほどに盛り上がって、俺も同僚も宴(うたげ)に浸っていた。
窓の外もボンヤリ暗くなった頃、寮の研修用の部屋は全て埋まりマイン居のホテル状態。

 酒に酔い腹も満腹になった俺は、部屋に戻ると部屋着(スリップ)に着替えるとそのままベットに身体を沈めた。
普段なら一緒に戻るはずの同僚は元請の監督とカラオケに夢中になるほど楽しんでいた。

 そして完全に熟睡していた俺が目を覚ましたのは、何時ごろだったのだろう。
何やら身体の胸の辺りがモゾモゾしてボンヤリしていた俺が、暗闇に目が慣れてきた辺りだろうか、
突然、スルスルっと布団が捲くられたと思うと、俺の上に何かズッシリした物が圧し掛かって来た。

 突然のことで声も出ず、酒の所為で意識も朦朧(もうろう)としていた俺のスリップの肩紐が静かに降ろさた…
「我慢出来ねぇ~ スマン…」 と、誰かの低い声が聞こえた。

 俺はその声の主が誰なのか朦朧とした意識の中で悟った瞬間、小さな声で囁いた。
「いいよ… 上だけなら…」 同僚の荒い吐息に掻き消されそうなほどに小さな声を出した俺。

 生まれて初めて男に揉まれた胸は俺の全身に心地よさを伝え、同時に吸い付かれた乳首は俺を再び
暗闇の中へと引きずり込んだ。

 強弱付けて絡みつく同僚の舌は俺の乳首を転がし、そして俺の身体を優しく撫で回す手と指は
滑るように俺の胸から、全身を舞い踊った。

 無意識に仰け反る身体と身悶えしてヨガリ声をあげる俺に反応するかのように、舌先を胸から下腹部へ
そして、同僚の舌先は越えてはならない境界に差し掛かろうとしていた。

 愛撫をされて全身の力が抜け、抵抗することもままならない俺は、恥ずかしい鳴き声を上げるだけだったが、
同僚の両手が腰に掛かり、俺の下半身を持ち上げた瞬間だった。
「プオォォォー! ブビビビビビビィィィーー!!」 俺が無意識に放った地響きのような一発。
 
 すると…
「くっ! 臭っせえぇぇぇー!」 同僚は絶叫して俺から離れると自分のベットに駆け潜ってしまった。

 俺の竿は何故か小さいままグッショリと濡れていた……

 そして身体の火照りが収まらない俺は、生まれて初めて自分の乳房と乳首で自慰をして失神した……






◆◆◆◆◆5話






 俺と同僚は妙な関係になってしまった。
忘れよう、あの日の夜のことは、そう思えば思うほど蘇る肌の感触。

 自分とは違う別の体温が俺の身体を覆い、そしてザラついた舌が俺の身体を貪るように舐めまわし、
荒い吐息が俺の全身を這いずり回る。

 あの夜いらい、俺は同僚を避けるようになってしまった。
照れ臭いと言うかなんと言うか、同僚の前では着替えすら出来なくなってしまった。

 同僚もまた意識しているのだろうか、俺の着替えの時は俺とは逆の方向を見ていたり
テレビのチャンネルを頻繁に回していたりしている。

 仕事が終わって風呂に一緒に行くものの、会話する減ってしまい空気が重く感じることも。
お互いがあの夜のことには触れたくない、そんな感じになったいた。

 そんな時…
「俺さぁ、部屋移ろうかと思ってるんだ…」 スリップに着替える俺の横で小声で話す同僚。

「何でだ? 一緒に上手くやってきただろ? それとも…」 と、あの夜のことを言いかけた俺。

「言うな! そのことは俺も反省してる… いくら酔っていたとは言え…」 突然声を荒げた同僚。

 同僚はそう言うと、黙ってベットに横になり壁側を向いてしまった。

「そか… 解ったよ…」 白いスリップ姿で下はパンツ一枚と言う妙な格好の俺。

 同僚は心を閉ざしたかのように、その夜は口を開かなかった…
二日後、同僚は俺との生活にピリオドを打ち、別の部屋へと移動していった。

 真横がガラーンとなった二人部屋の室温が一気に10度も下がったような気がした。
ドアに鍵を掛け、スリップ姿になった俺は急な寂しさからか、同僚のベットを手でなぞり、
何か忘れ物はないかと、同僚側の押入れを開けると、大きめの紙袋を見つけた。

「なんだろう?」 そう思った俺は奥に手を伸ばして引き寄せた弾みで手前側に紙袋は倒れた。

 ガサガサと袋から食み出したのは衣類だった。
悪いと思いながらも紙袋から食み出した衣類をそっと持って広げてみると、それは一枚のワンピースだった。

 薄水色に白いレースが印象的に裾をグルリと取り巻いている。
「何でこんなものが?」 俺は何気なく立ち上がって自分に合わせてみた。

 紙袋の中には女物のパンティーが数枚と、パンティーストッキングが10枚ほどに、
一番下には、黒のタイトスカートにベストとブラウスの3点セットが袋のまま入っていた。

 デニムのミニスカートに普段着用のチュニックが1枚と、トレーナーやショートパンツまで、
袋の中身は全て女物だった。

 全部、俺の寸法にピッタリのものだった…
「何でこんなものをアイツが?」 と、俺は考え込んでしまった。
 
「あぁ、見ちまったんだな…」 突然、背後から声がして俺は、心臓が爆発しそうになった。

 振り向くと同僚が立っていた…
「すまん! 部屋の鍵返そうと思って… 忘れ物を取りに来たんだが見ちまったんならいいや♪
 それ、お前に似合うだろうなって思って、ツイ買っちまったんだよ♪ いらんなら捨ててくれ♪」
 
 と、寂しげに俺から目を逸らした同僚。

「邪魔したな! じゃあ、部屋は別々になっが仕事は今までどうり組むんだから宜しくな♪」
 と、部屋を出ようとした同僚。

 俺は咄嗟に、出て行こうとする同僚を追い越してドアに鍵を掛けた!
「ガシャン!」

 部屋の明かりをこだまにすると、俺は同僚に背中を向け裸になった…
紙袋からパンティーを出して身に着けると、黒いパンティーストッキングを履き、
黒皮のミニスカートにブラウスと慌しく着替え始めた。

 そして俺は言ってしまった…
「好きにしていいよ… お前がしたいこと…」 同僚に小声で囁きベットに身を沈めた。

 すると、同僚は急に明かりを消して闇に消えると…
「お前のこと好きだったんだ… ずっと前から愛していた… 俺は同性愛者じゃなかった、お前と出会うまでは…」

「お前が欲しくて欲しくて、お前のこと想像して慰めていたよ… 笑えるよな♪ 男の俺が男のお前に惚れちまったなんて」
 闇の中で呟く同僚。

「うぅぅぅぅぅ… 馬鹿馬鹿しくて涙が出てくるぜ…」 闇の中から聞こえる同僚の切ない泣き声。

「毎週土曜日に夜の店を探してよ、女抱いても頭の中にはお前がいるんだよ! お前が頭の中にいるんだよおぅー!」

 次の瞬間だった!
「ドサッ!」 女装してベットに仰向けの俺の上に、激しい重圧がかかってきた!

 慌しくストッキングの上から俺の太ももを撫で回す同僚の手、外されるブラウスのボタン…
剥ぎ取るように引き下されたスリップの肩紐。

 そして、一気に全身の力が抜けるほどに揉みまわされた俺の乳房…
声にならない俺の恥ずかしい声は心の中で悲鳴をあげていた。

 貪るように激しく、壊れそうなほどに荒々しく俺を求める同僚。
聞こえるのは嫌らしく俺の身体を味わう同僚の舌と唇の音、そして激しい吐息。

 俺は全身の力が抜け声も出ず、ただされるがままになっていた。
同僚の口は台風のように俺の身体を隅々まで不規則に移動しては嫌らしい音を奏でていた。

 一度に脱がされたストッキングとパンティー、太ももの生肌に感じる同僚の熱い舌先…
蕩けてしまうほどの快感と言う闇の中に漂った俺を、一度に引き戻すかのように吸い付いて来た同僚の唇。

 生まれて初めて俺は男の口の中へと吸い込まれていった…
ザラついた舌が、小さい俺自身を竜巻の渦の中へと引き寄せ吸い付いてくる。

 俺自身を上下に移動を繰返しながら恥毛地帯にチュゥチュゥと音を立ててムシャブリ着く同僚の唇。
恥ずかしさに身悶えしているつもりなのに身体が動かず心の中でヨガリ声を発していた。

 身体を横にされ尻に吸盤のように吸い付き、付いた箇所を舌先がペロペロと往復し、
背中全体を同僚の手がフィギアスケートのように滑つていた。

 仰向けにされ、両脚を持ち上げられ声の出なかったはずの俺が…
「アッァァァァァーーーーン♪」 俺のアナルに感じた同僚のヌルヌルした舌先。

 俺が初めて奏でたヨガリ声だった…
同僚の舌は泊まることを知らず、アナルから玉へ玉から俺自身へと何度も往復していた。

 俺自身を加えながら激しく揉まれる寮胸と指で転がされた乳首に俺は声を発した!
「イクウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーー!!!」 俺自身から飛び出した俺のパワー。

 それを夢中で飲み干す同僚の喉の音…
そして、俺は同僚にうつ伏せにされ両脚を大きく広げられた。

 両胸がペタンっとベツトに張り付く…
同僚の両手が俺のアナルを開こうしているのが解った。

 ボムッ、ボムッと何度もアナルの入り口に当たるゴムボールのような感触。
「いよいよ入られる…」 と思った瞬間。

「ウゥゥゥーーー!! イクウゥゥーーー!!」 叫び声を上げた同僚。

 そして直ぐに何か熱い液体がドロッ、ドロッと俺の背中に落ちてきたのがハッキリと解った。
どうやら同僚は入れる前に果ててしまったようだと俺は気付いた。

 俺は同僚の腕枕で仰向けでベットに身体を沈めていた。
「お前、大きくなってなかったぞ♪ 小さいまんまイクことあるんだなぁ~♪ くっくくく♪」
 
 どうやら俺は女同様に少しだけ先っぽを硬くしただけでイッてしまったようだった。
「今度、お前を抱く時はゴムとゼリーが必要だな♪ あっははははは♪」 と、照れ笑いする同僚。

 これが同僚との最後に交わした言葉だった…
翌日、同僚は現場の土砂崩れに巻き込まれ生涯を一瞬にして閉じてしまった。

 俺は後悔していた、何故もっと早く抱かれて上げなかったんだろうと…
もっと早く、同僚の気持ちに気付いてあげていればと自分を何日も責め続けていた。


 俺の心の中に女心が芽生え始めていた……





◆◆◆◆◆6話





 同僚が死んでから休みの日は殆ど自室に篭って女装している俺だった。
そうすることが同僚への供養だと心底思っていたからだった。

 現場では暗い空気が立ちこめていて、誰一人として同僚の名前を出すものもおらず、
モクモクと現場作業は続いていった。

 人が一人死んでいる現場と言うこともあって、連日のように役所や現場関係者が出入りを繰り返す中
俺の勤める会社の元請である更に上の元請の管理職から、物言いが入った。
「神聖な工事現場に女がいるとはどう言うことか!」 と、俺を見た人が異論を唱えて来たらしい。

 土木工事は建築工事と違い、自然相手の仕事だけに穴のある女は出入りが出来ず、穴のある女を
現場にいれると山神様が嫉妬して怒り出すと言う迷信が今尚根強く残る。

 山神様は女と言うのが全国の設定らしく、山に穴を開ける土木工事や炭鉱などでは絶対に入れては
ならんのが人間の女だった。

 俺の勤める会社の元請は必死に俺が女でないことを話したが取り合って貰えず、
結果、俺を見てもらうことで男を立証すると言う結論になったらしかった。

 俺は狭い個室の中で、見ず知らずの男の異質な目の前で裸にさせられた挙句に、胸や尻に至るまで
数十分もの間、触手され耐えていた。

 男は嫌らしい笑みを浮かべながら、脚を開けだの、飛び跳ねて見ろだのと俺に命令した挙句
椅子に座らせた俺の両胸を真ん前で屈むと揉み始めた。

 悔しさで涙をにじませている俺の耳元に男は一言呟いた…
「どうだ! 俺と今夜付き合わないか! お前さえその気なら悪いようにはしない」 と、薄笑みの男。

 男の命令に従って椅子の後ろに回した両手の拳が震えていた俺だった。
最早限界とばかりに、俺が目を吊り上げた瞬間だった。
「ドン! ガラガラガチャンッ!」 と、ドアの隙間から見ていたであろう俺の直属の監督が飛び込んできた。

 そして!
「○○さん! 今のアンタの行為は全てこのビデオに撮らせて貰ったよ! 盗聴器もここにある!」
 と、ビデオを片手に会議机の下から取り出して見せた盗聴器を見せる監督。

 すると…
「おい! お前何を言ってるのか解ってるんだろうな!」 と、監督に凄んでみせた男。

 すると…
「そうですかい!じゃー このビデオはアンタの本社に送るか、なんなら警察ですかい! ○○さんよお!」
 と、逆に男に凄んだ監督。

 男は目を丸くしてその場から逃げるように走り去った。
俺はレイプされかかった女のように、涙を流して全身を震わせ泣いていた。
「ホラ! 早く吹くを着ろ!」 と、俺から視線を反らして服を手渡した監督。

 俺は悔しさの余り監督に裸のまま抱きついて泣きだしていた…
「ホラホラ、もう泣くな♪ お前らしくないぞ♪」 と、両手で俺の涙を拭うと俺の額にキスをした監督。

 俺はこの時、監督が兄貴(ホモ)だと悟った……

 数日後あの男が会社を依願退職したらしいことを監督から聞かされた。
それ以来、監督は俺の部屋に時折来るようになり、一緒に酒を飲んだり別室に泊まったりしていた。

 そんなある日の夜だった、今夜は来ない日だと思っていると、ドアがノックされ女装していた俺は咄嗟に
下着の上からスェットを履いてドアを開けた。

 監督は既に酒に酔っていて、俺の部屋に入るなりベットに横になってしまった。
俺がドアを閉めると監督が酔い口調で言った。
「ドアに鍵を掛けろ~!」 戸惑う俺に二度続けた監督。

 鍵を掛けて佇んでいると…
「こっちへ来い~!」 と、俺に酔い口調で命令した監督。

 無言で監督の寝ているベットに座った瞬間だった!
「ホラ! こっちに来い!」 と、突然俺の身体を引き寄せベットに押し倒した監督。

 監督の手が俺のスェットのファスナーをスーッと下した…
「グフッ♪ ブラジャーはいいとしてスリップ着けてんのかぁ~♪ グフッ♪」 と、俺に見入る監督。

 恥ずかしさで顔を背けた俺。

 更に…
「おいおい~ まさかこっちもかあ~♪」 と、俺のスボンを一気に降ろした監督。

 そして…
「グフッ♪ パンストに女のものパンティーまでとは~♪ グフッ♪」 薄笑み浮かべて俺を見た監督。

 俺はスェットの上着を肌蹴られ、ズボンまで脱がされてしまった…
「今夜は~♪ 俺が可愛がっやるからなぁ~♪ グッフフフ♪」 と、スリップの上から胸を揉んだ監督。

 そして俺は咄嗟に!
「イヤー!」 と、言って身悶えしてしまった。

 すると…
「グフッ♪ イヤーか♪ 完璧に女だなこりゃ♪」 監督の手は胸を揉みストッキングを降ろそうとしていた。

 俺は監督には逆らえなかった。 俺が監督にしてもらった恩の数々を覚えていたからであった。
監督は俺からストッキングを剥ぎ取ると、フリップとブラの肩紐を強引に引き降ろした。
「イヤー! ヤメテー! 監督! ヤメて下さい!」 必死に口頭で抵抗する俺だった。

 監督が兄貴(ホモ)だと言う噂は何度か耳にしたことがあって、同僚からも気を付けろと何度も言われていたが、
監督や監督の奥さんから受けた恩義が俺の抵抗する意思に立ち塞がっていた。

 



◆◆◆◆◆7話





「心配すんな! 直ぐにはお前には入らない! 完全に男の味を身体に教えてからだ!」
 と、全身身悶えして声にならない声を出し続ける俺の耳元で語る監督。

 監督の愛撫は延々と続き4時間以上も俺の身体を味わっていた。
声が出ないほどに感じ愛液を流すのに、一向に硬くならない俺自身を見つめた監督は言った。
「グフッ♪ 感じ過ぎて勃起することも忘れるほど、女になってると言うことだな♪」

 監督の口は俺の顔以外の全てを、味わうように音を立て両手は忙しく俺を撫で滑っていた。
俺自身は勿論、アナルや足の裏に指の間に耳の中にまでピチャピチャと音を立てた監督の舌。

 監督が立て横斜めと動き回る度に俺の身体に当たり、硬く聳え立った監督自身は、
彼の手で俺の様々な部分にまるで剣を突き立てるように当てていった。

 生暖かい監督の液体が俺の肌に付着しては冷えていく…
俺自身を監督はワイングラスを持つように人差し指と薬指の間に収めては親指で溢れた俺の愛液で
滑らせるように、流れるように回しながら、左手で俺の右胸を揉み回し、唇は左乳首を捕らえて離さず
俺は監督の腕の中で何度もイカされ、イカされては起こされを繰り返し4時間で数十回もイカされた。
「もう… もうダメ~ 堪忍して下さい…」 やっと出た俺の言葉。

「堪忍だと! ふざけるな! 俺の気持ちも知らんとお前はアイツとここで暮らしてただろう!
 何も無かったとは言わせないぞ! パシッ! バシッ!」 監督は俺を罵ったあと俺の尻を叩いた。

 身体に力が入らない俺は…
「痛い! 痛い! や、やめて下さい監督! 痛い! 痛い!」
 無抵抗でうつ伏せにされ尻を突き出されて、何度も俺の尻を平手して監督。

「グッフフフフ♪ 泣け♪ 泣いて見ろ♪ お前はもう俺の物だからな♪」
 突然、俺を仰向けにしたと思うと、俺の腹の上に乗り自分自身を俺の顔に向けて扱き始めた監督。

 自身を扱き、シュッシュッと音を立ててる監督の表情は次第に激しい形相になり、そして…
「イクウウゥゥゥーーー!!」 

「ピチャピチャピチャ… ドロッ!」

 生まれて初めて同性から顔にかけられた瞬間だった…
生臭くドロッとした体液は俺の鼻に辺り左右に飛び散り、頬と唇の上にドロドロと流れ閉じられた唇の
間に熱い男の体液が湖のように溜まった。
「くっ! 臭い! 臭い! 臭い!!」 生臭い男の体液が俺の鼻を突いた。

 監督はジッとしている俺の顔の上で自身を絞るようにして体液を俺の顔に振り掛けていた。
「臭い! 臭ーーい! 臭ーーーーい!!」
 顔を左右に振って体液を振り落とそうとすればするほど、俺の顔に広がる監督の体液。

 すると…
「いい味だった~♪ はぁはぁはぁはぁ♪」
 監督はベットから降りると勝手に冷蔵庫からビールを取り、俺の寝ているベットの横の床に時下座りした。

「人で無しーー!! 畜生!!」 俺は横でビールを飲む監督に叫びながらシーツで顔の体液を拭き落とした。

 すると…
「お前、明日から現場には出なくてもいいからな! 給料も今まで通りだ!」
 と、ベットに股間を隠すように座る俺の胸を手で撫でながら命令口調の監督。

 翌月、監督から所長に昇進すると言う監督は俺に、この寮を出て一緒に別の現場へ来いと命令し、、
着いてこないなら今夜のことを、行く前に同僚達にバラすとまで言われた俺は、泣く泣く着いてゆくことになり、
翌月までの一週間を特別休暇と称して、ここで暮らすことになった。

 単身赴任で別の現場が決まった監督と同行することが周囲の仲間達に伝えられ、盛大な送別会が開かれ
口々に、激励されたものの俺の心は沈んでいた。

 監督の玩具として連れて行かれる俺は別の現場事務所で何をさせられるのか、不安が不安を呼び、
遂に旅立ちの日が訪れた。

 寮から監督の運転する車で3時間かけて到着した事務所付きの寮は四階建の古いビルを貸しきったようで
二階から三階までを寮として、一階に共用部分、四階を所長室と事務所に所長の部屋が用意されていた。

「ほい♪ おつかれー♪ ここが俺とお前二人っきりの事務所だからな! 職員達は現場に詰めるから
 普段は俺とお前だけしかいないから、無駄な神経も使わなくていいからな♪」
 
 監督の目は俺の身体を舐めるように観察していた…
「あと、ここは制服だから、あとでお前の部屋に届けるからな!」 
 と、挨拶周りあるからと事務所を出た所長。

 俺の新しい部屋は三階の事務所へ行く階段の横の部屋だった…
現場に出払っているであろう時間帯だし、誰も居ないんだろうと思いながら一階の寮母さんへ挨拶にと
階段を下りて行くと、挨拶に来たと言う寮母さんにバッタリと会った。

 色々と話しているうちに妙なことを寮母さんが言った…
「寂しいわねー♪ 三階なんて~ 二階は殆ど埋まってるけど三階は一人も入ってないからねぇ~♪」
 と、俺を気遣う寮母さんだった。

 その夜、荷物を片付けている俺の部屋のドアがノックされ、所長がダンボールを持って現れた…
「これ、お前の新しい制服だから…」 と、真顔の所長。

 俺は所長を前に中を見て仰天した!
箱の中には、スーツスカートにブラウスにリボン、そしてチョッキのセットが入ったいた。
しかも、全てが俺のサイズに合わせられていた。
「それがお前の新しい制服だからな! あと、下着やストッキングは下に入ってるからな!」
 
 所長は俺を女事務員として自分の側に置こうとしていたことが解り、俺は愕然とした。
箱の中の別の袋には女物のサンダルも入っていた。
「逃げよう! こんなとこに居られない! コイツ狂ってる!」 俺はそう心で思った。

 俺は逃げることを決心した……






◆◆◆◆◆8話





 
 一階の食堂で所長から男子事務員として紹介された俺を華々しく迎えてくれた新たな同僚達は、
飲めや歌えの宴会へと突入し明るい雰囲気で俺を向かえてくれた。

 18時から始まった宴(うたげ)は、22時まで笑い声の耐えることはなく、善人顔の所長は
直ぐに部下達と馴染んで打ち解けたようだった。

 
 時間も22時と言うこともあってか、宴が終わると周囲は早々と自室に入って行き、
少し飲みすぎ傾向のある俺もフラフラしながら三階の自室を目指した。

 部屋に入って、ドアに鍵を掛けて寝巻きに着替えた。
女ものの下着を着けたくない気分だった俺はランニングシャツのまま寝巻きに着替えた。

 部屋の照明を落として、ベットに入って数分したころだろうか、ドアノブを回すガチャガチャと言う音が
俺の耳に飛び込んできた。
「まさか! 所長が!」 俺はドアの向うに怯えた。

 ドアノブを回す音は数秒で消え、ホッと安心した俺はいつしか眠ってしまったようだった。
熟睡していた所為もあって、気がつかなかった。

 突然、ベットの中がモゾモゾしたと思うと、全身へ掛かる重圧に驚いて目を覚ました…
「グフッ♪ 何で男の格好して寝てんだ! 寝る時はスリップとパンティーだろうがぁ~!」
 と、俺の両頬を両手で挟んで俺の顔の真上から酒臭い息を吐く所長。

「ど、どーうしてここに?」 思わず発した俺の一言。

「お前は俺の物、お前の部屋へ自由に出入りするのは俺様だぁ~ろ♪ グフッ♪」
 と、俺の頬を両手を上下に滑らせて歓喜する所長。

 所長は惚れの寝巻きのボタンを外し始めた…
「所長! 勘弁してくれ! 俺はホモじゃない! 俺は女でもない! ヤメテくれ!」
 と、ボタンに手をかけた所長から真横にずれて逃げた俺。

 すると…
「ホレ! これを見てみろや!」 と、ベットの横に立った俺に携帯を見せた所長。

 そこには、全裸で所長に愛撫されて身悶えする俺が、映しだされていた…
「お前が俺を拒んだり~ ここから逃げた時は~ これをお前の故郷に送りつけるからな!!」
 と、ベットに胡坐で座り俺を脅迫してきた所長。

 映像は何枚にもなっていて最後に俺の顔に、出された所長の体液まで映し出されていた…
「こんなものが世間にしれたら~ お前の故郷じゃ大変なことになるだろうなぁ~♪ グフッ♪」
 立ち尽くす俺に下から覗き込むように俺を辱めた所長。

「まぁ~ ここに座れ~♪」 と、俺のベットに座らせた所長。

 ガックリと肩を落とし、逃げることさえも出来ずに落胆して座っている俺を所長は、
ベットに静かに俺を静めると、寝巻きのボタンを外して、前を肌蹴させた。

 首を右側に捻り所長の視線を避けた俺に…
「グフッ♪ 女は黙って男に従っていればいいんだ~♪ 悪いようにはしないからなぁ~♪」
 と、視線を合わせず横を向く俺の乳房にムシャブリ着いて来た所長だった。

 俺はこの夜も、挿入こそされなかったものの全身を嫌と言うほど舐め回され吸われ触手され
深夜の2時過ぎまでに何度もイカされ最後は失神してしまった。

 朝、寮内の起床ベルで目覚めるものの、既に所長の姿は何処にもなく、肌蹴られた俺の胸の下に
乾いた男の体液が散らばって付着していた。
「何で男の俺が男に体液を掛けられなきゃなんねえんだよおぉーーー!!」
 ベットをバンバンッと何度も叩いて悔しがった俺だった。

 30分後、バタバタと現場へ出動する足音が一斉に聞こえたと思うと数分で音は途絶え携帯が鳴った。
「すいませーん 一階の食堂なんですがぁ~ 朝ごはんで来てますからぁ~」 寮母さんからだった。

 備え付けのバスでシャワーを使い、身体を綺麗にしてから一階へと移動すると、食堂には誰もおらず
一人寂しく遅い朝食を摂って、急ぎ早に自室に戻った。

 逃げるかどうするか迷っていると、携帯がなって出ると所長からだった。
「おはよう♪ ちゃんと着替(じょそう)して事務室にいろよ♪ 鍵かけていいからな♪ 後で行くから♪」
 所長の声は弾んでいた。

 俺は箱の中のスカートスーツに見入った…
「こんなもの着れるか! 昼真っから仕事場でだ! 大体アイツは兄貴(ホモ)なのに何で女装なんだよ!
 兄貴(ホモ)なら女気がないほうがいんだろうよ! くそっ! 変態野郎が!」

 俺はダンボール箱を蹴り飛ばし自分の両乳首を服の上から軽く摘んで見た!
全身に一斉に広がる熱い何か… 即効で反応して勃起した乳首はコリコリしていて、以前よりも
快感の度合いが何倍も増していて、全身の力が一瞬にして抜け落ち床に崩れてしまった。

 俺の下半身は勃起することも無くビショビショに濡れていた…

 20分後、もう一度シャワーで身体を洗い出て来ると、蹴飛ばしたダンボール箱が目に入った。
俺は、所長の用意した女物の下着を身に着け、パンティーストッキングを履くと、スカートに脚を通し
ブラウス、リボンにチョッキを着て身支度をした。

 何故かは解らないが、さっきしたオナニーの所為だったのだろうか、違和感なく着れた気がした。
時計は朝の9時30分を過ぎていたのを見て、俺は自室のドアを恐る恐る静かに開けて、
階に誰もいないことを確認すると、急ぎ足で四階の事務所を目指した。

 階段になり響くサンダルの音が、こだましていた…

 
 スーツスカートで事務所に入った俺は急いで内鍵を掛けて、窓のブラインドーを閉めたままで、
照明をつけることもなく、自分の席を探した。

 50坪はあろうかと言う事務所には応接セットが3つの他に、事務机が20個以上あり
所長の席と思われる大きな木目の机が奥の方にドッシリと構えていた。

 女装姿では身体が思うように動かず、掃除をするにしても音が出て誰が来ても解らない恐怖があって、
何も出来ないまま、ただひたすら自分の名前の書いてある机の前に座っていた。

 机にうなだれるように両手と顔を着けて、不安で一杯の自分を抑えていると、ドアの向うから
誰かが上ってくる階段の音が聞こえて来た。

 ガチャガチャっとドアの鍵が開けられた音がして振り向くと、俺を見て満面の笑顔の所長が立っていた。
「ほほぅー 似合うな♪ 女はそうじゃなきゃいかんな♪」
 所長は、そう言うと俺の真後ろに立ち両肩に手を置いた。

「ビクウゥッン!」 俺の身体が驚いた。
 後ろから両手を伸ばしてブラウスの上から両乳房を軽く揉み始めた所長だった。

「俺はなぁ~ これがしたかったんだよ♪」 と、ブラウスのボタンを外し始めた所長。 
 俺の背中に押し付けて来る所長の硬くなった物が俺の身体を前後に揺らした。

 外されたブラウスに手を入れ、スリップとブラの中に入った所長の手は、俺の身体から
力を奪い全身を机の上に崩れさせた。

 力の抜けた俺を抱きかかえ応接用の長いすに持たれかけさせると、所長は無言で
俺のスカートの中に顔を入れ、ストッキング越しに股間の匂いを嗅いでいた。
「すぅー はぁー すぅー はぁー」 股間に感じる所長の熱い吐息。

 男に股間の匂いを嗅がれ辱めを受けながらも、所長に両乳房を揉まれ、抵抗することも出来ずに
ただ、ただ、恥辱を受けるしか無い俺だった。

 そんな時だった…
「ビリィッ! ビリビリビリィー!」 突然股間の部分に密着しているパンティーストッキングを破られた!
 片手を伸ばして机の上から取った鋏で、パンティーを切られ剥ぎ取られてしまった。

 突然のことに驚いてビクウゥッンと窄まる俺の身体…
「グフッ♪ 可愛い物を付けやがって♪ これからタップリと味見してやるからな♪ グフフフフ♪」 
 と、剥ぎ取ったパンティーの下から出て来た俺自身にムシャブリ着いた所長。

 俺は所長に味見をされてしまった…
こんな昼間に、しかもオフィスの応接セットの長椅子の上で、抵抗することも出来ずに。
「シャワー浴びてて良かった…」 真っ白な頭の中で精一杯考えられた一個度だった。

 女装した俺自身は兄貴(ホモ)な所長の口の中でイカせられてしまった。

 生まれて初めて男の口の中でイッた俺だった……






◆◆◆◆◆9話






 ここに来て数ヶ月が過ぎようとしていたが、一向に所長は俺の中には入って来ず、
それどころか俺は毎日のように、事細かく所長から言葉遣いや仕草に歩き方まで調教され続けた。

 挙句は床屋にも行かせて貰えず、髪の毛は伸び肩まで覆い尽く始末で、何処で覚えたのか
所長は俺に化粧の仕方まで叩き込んだ。

 仕草や歩き方が違う度に容赦なく尻に打ち付けられる竹の物指の痛みに耐え、時には晴れ上がるほど
両手を机に置かされ尻を突き出さされタイトスカートの上から、バシッ! バシッ! と叩かれる日々。

 給料もここに来た頃の2倍になったものの、毎日続く拷問に泣く泣く耐え忍び、夜は夜で
身体を貪られる毎日が過ぎていった。

 その所為で食欲も落ちて体重も急激に減少し、大きな鏡に映った自分はドンドン女化して行き、
所長好みの男(おんな)になって行く自分が惨めでならなかった。

 いつしか、本当は自分は女なんじゃないか? もしかしたら染色体が違うんじゃないか?
馬鹿げたことを考え悩むものの結論には届かなかった。

 既に俺の部屋は誰がどう見ても女の一人暮らしそのものに変わり、今では食事も一階の食堂ではなく
自分の部屋か所長の部屋で自炊するようにさせられていった。

 黒皮のミニスカートにタンクトップだけで中の下着はミニスリップとガーターベルトにストッキング姿、
所長の部屋の台所のシンクで米を研がされる日々が続く。

 両手をわざと塞がらせて、後ろから嫌らしい手つきで俺の身体を触り、匂いを嗅ぎ、そして舐め回し、
感じてしまって崩れそうになると、容赦なく尻をスパンキングする。

 スパンキングされていても、手を休めることも出来ずに米を研ぎ続けさせられる。
現場に出て筋力を維持する所長と、やせ細り筋力の衰えてた俺は、所長に抵抗することも出来なかった。
「パァーン! パァーン! 脚に力をいれろ! 崩れるんじゃない! パァーン! パァーン!」
 俺の尻に顔を埋め、舌先をスキャンティーに沿うように滑らせ、フラつく俺をスパンキングする所長。

【そして数日後の夜のこと…】

 半同棲のような暮らしは更に続き、俺は精神的にも追い詰められていた…
「もう… もう許して! お願いよぉ! 許して!」 長い髪を振り乱し所長に抱かれる俺。

 何度も何度もイカされ続け身体も反応しなくなっている俺を、攻める所長の手を休むことなく、
睡魔し激しい疲労感は苦痛へと変化を始ていた。

 替えられたダブルベットに仰向けにさせられ、両脚を大きくひらかせられた挙句に、
動けないよう拘束するためか工事用の縄は俺を後ろ手に縛り、両脚の太ももは片側2箇所縛られ、
ベットのヘッド部分に固定された。

 動くたびに太ももに食い込む工事用の縄がビシッ! ビシッと、撓りひの音を部屋の隅々に伝え、
首を左右に振って、哀願を繰返す俺の姿は傍目には惨めな女だったかも知れない。

 プレイ中、ひたすら撮り続けられるビデオの音が俺に冷たい視線を浴びせ続けていた。
「ヤメテー! お願い! ヤメテェー!」 涙を零して所長に哀願する俺。

 すると、所長の俺自身をムシャぶる口と乳首を弄る両手が止まったその瞬間だった!
「グフッ♪ そかそか~♪ そんなにやめて欲しいのか~♪」 と、俺をまたいで膝立ちした所長。

「なら、こうして! もらおうかなぁー!」 突然所長は硬く撓った自身を握りしめ俺の顔に近づけた!

 生臭い男の匂いが俺の鼻を突き、所長は俺の唇に生臭い物を押し付けた!
口を閉じて必死に入れられまいと抵抗し、叫ぶことも出来なかった俺。
「ホラホラホラァ~♪ グッフフフ♪」 嫌らしい目つきで抵抗する俺を見て歓喜する所長。

 所長は俺の唇に生臭く硬い物から出る愛液を塗りつけるように擦り着けていた…
「ウゥゥ! ウゥゥゥー!」 唇を閉ざして抵抗した俺だった。

 そんな俺に所長は、歓喜しながら遂に俺の鼻を摘んで息が出来ないようにして来た!
「く! 苦しい! 息が出来ない! でも… 口を開けたら… それは嫌! 苦しい! 苦しいよぉー!」
 心の中で叫んでモガクように苦しむ俺。

 その時だった! 部屋のドアの向うから誰かがノックして来た!
「コンコンコン! コンコンコン! 所長! 所長! 一階に携帯忘れてますよ!」
 誰かが所長に携帯を届けに来たらしい。

 慌ててガウンを身支度した所長が玄関へと急ぎ足で移動し、戻ってきた所長が…
「助かったようだな! もうその気も失せたよ!」 と、所長は俺の縄を解き台所へと向かった。

 俺は縄を急いで解き始め、解きながら涙を零して泣いていた。
惨めな気持ちで一杯だった… 男の物をもう少しで口に入れられるところだったことへの恐怖と、
何でこんな目に遭うんだろうと言う切ない気持ちだった。

 ベットの上で泣きながら打ちひしがれていると…
「ホラよ! これでフェラチオの練習でもしろ! ボタッ!」 と、ベットの側に立った所長。
 涙目で投げられた物を見ると女が使う15センチほどのバイブだった。

 そして…
「全く! 女のくせにフェラも出来んとは! 何のために調教された思ってんだ! この女は!」
 と、捨て台詞を残して缶ビールを飲みながらリビングへと移動した所長。

 俺は咄嗟に立ち上がって所長を追いかけた!
「俺は女じゃなーい!! アンタにしろと言われて女のフリしてるだけだろ!!!」
 俺はソファーに持たれて座る所長に怒鳴った。

 すると所長は…
「グフッ! 男だと! Cカップの胸して、ウエストも括れてて、体毛も殆どなくて! 歩く度に
 全身の肉がプリンプリンしてぇー! そんなクリトリスみてぇな小さい物つけてよぉぅー!
 それの何処が男なんだい! 玉だって小学生みてえに小さいしよぉぅ! それの何処が男だ!!」
 
 所長は俺を罵倒し、返す言葉も見つからない俺を強引に引き寄せ、自分の膝に乗せて俺の肩を抱いた。
「お前は女なんだよ~ 女なんだ! お前は可愛い俺の女なんだって♪ 怒った顔も可愛いなぁ~」
 所長は全裸の俺の胸を指先で左右に触れプルプル震わせていた。

 俺を膝に乗せ、笑顔を見せながら俺の頭を愛らしく撫で始めた所長がカスレるような声で囁いた。
「ホラ~♪ もう怒るな~♪ ホラ♪ 少しだけして見なさい♪ なっ♪ 少しでいいから~♪」
 所長は俺を膝から降ろし床に立たせると自分のガウンを肌蹴てパンツを脱いだ。

 俺は何故かボオゥーっとして、所長の座る前に全裸で跪いていた…
「ホラぁ~ 何も怖いことは無いだろぉぅ~♪ お前は可愛い女で俺は男なんだからなぁ~♪」
 と、疲れ切った俺の耳に心地いい所長の暖かい声が聞こえていた。

「俺はオ・ン・ナ… 俺はオ・ン・ナ…」 無意識に出ていた言葉。

「そぅ… お前はオ・ン・ナ… お前は可愛いオ・ン・ナ…」 所長の心地いい声。
 跪く俺の頭を優しく優しく撫でた所長。

 心地いい所長の声と頭を撫でられた所為で、俺は少しずつ所長の硬くなった物に近づきそして、
口を開けて目を閉じた。

 頭の中がフワフワしていて、まるで中に浮いているように全身が心地いい…
口の前に人間の体温を感じ、徐々に体温が近づいて来た時だった、優しい所長の声が聞こえた。
「お前は、オ・ン・ナだ~♪ 可愛いオ・ン・ナだよ~♪」 頭を撫でる所長の声。

 唇に暖かい物が触れ口の中に生臭い物が入った瞬間だった…
「ふわぁー ふわぁぁぁー ふわあぁぁっくしょーーーん!!」 ツンッとした匂いが鼻に染みた瞬間だった。
 俺は所長自身が口の中にいれたまま、大きくクシャミをしてしまった。

 次の瞬間!!
「ぎゃあぁぁぁぁーーーーー!!! 痛えぇぇぇぇぇーーーーー!!!」 
 激しい所長の叫びの後、突然、俺の額は激しく後ろに押された! 弾みで後ろにひっくり返った俺。

 所長は自分自身を抑えソファーの上で呻き声を上げてうずくまっていて、何が何やらわからない俺は
慌てて、照明をつけた時だった。

 所長は自身を抑え、両手から血が滲んでいて、ソファーの上は血に染まっていた…
「大変だ! 救急車! 救急車! 救急車ー!!」 俺は転がる所長を前にしてパニックになっていた。

 すると!
「うぅぅぅぅー その必要は無い… タオルをくれ! うぅぅぅぅぅー タオルだ!」
 所長は自身を抑えたままの姿勢で苦しそうに俺にタオルと言った。

 所長の額が油汗に塗れていた…

 氷と濡れタオルで冷やすものの、出血は止まらずに仕方なく俺は救急車を呼んだ!
所長は猛反対したが、止まらない血はソファーから床へと流れ落ちていた。

 俺は救急車を呼ぶと直ぐに所長の側へと駆け寄った時に床に何かが落ちているのを発見した!
真っ赤に染まった何か、肉片のようなものだった。

 俺の脳裏にフラッシュバックが断片的に走った瞬間、俺は台所へ駆け寄り鏡に自分を映した!
俺の口の周りは血だらけで口の中は血で溢れていた。
「ギャァァァー!!」 俺は、悲鳴を上げて蛇口をいっぱいにして口を濯いだ。

 すると…
「お前は… お前は自分の部屋に居て… うぅぅぅぅ… いいかぁ! 絶対に出て来るなよ!」
 呻き声をあげながら俺に強い口調で言い放った所長。

 俺は近づく救急車のサイレンと同時に所長の部屋を出て自分の部屋へと駆け込んだ。
毛布を頭からスッポリと被り全身を震わせ、何が起きたのか時折起きるフラッシュバックで繋げた。
「俺が所長自身を噛み千切った…」
 
【数日後…】

 病院に入院している所長を尋ねて奥さんが来たようだったが、そのことを知らない俺は、
病院へは絶対に来るなと言う所長からの携帯への電話での指示を守り、事務所に居た時だった。

 事務所から自分の部屋へ忘れ物を取りに戻って、事務所に戻ろうと玄関を開けた時だった!
「アナタは! ○○君なの!」 スーツスカートに化粧をしサンダル履きの俺は奥さんとバッタリ出会った。

 俺は余りの衝撃に、自分の部屋に戻っろうとすると腕を力一杯に奥さんに掴まれ、そのまま自室へ
奥さんに入られてしまった。

 呆然とガックリして立ち尽くす俺の腕まくりした肌を見た瞬間、奥さんは「うわあぁぁー」と泣き出し
そのまま、俺の足元に崩れてしまった。
「○○君! ゴメンナサイ! ゴメンナサイ! ○○君!」 と、俺のスカートの上からしがみ付いた奥さん。

 奥さんは俺の両腕に残った縄の跡を見て全てを悟ったようだった。
俺は奥さんの聞かれるがままに、全てを話し話す度に頭を俺に下げて詫びる奥さんがそこに居た。

 所長は根っからの同性愛者で、それを知らずに結婚し子供にも恵まれたものの、仕事と称しては
深夜になると同性愛者の集う夜の店に通い、余りにも大きい出費に気がついた奥さんが興信所を使い
そして、所長が同性愛者だと知ったと言う。

 そして話し合った結果、二度と同性愛には走らない約束をして何年もの時間が流れていたと言う。
「安心していたのに… 信じていたのに…」 と、土下座して大粒の涙を零す奥さん。

 数時間、奥さんの話に聞き入っていた俺に奥さんが…
「もう、男に戻って頂戴… 男に戻ってもいいから…」 と、俺に抱きついて来た。

 奥さんの男に戻って頂戴と言う言葉と俺に、抱きついて泣く奥さんを俺は…
「俺にも責任があるから…」 と、奥さんに言い そして「可愛い…」 と心底思った。

 数分後、俺と奥さんは下着姿でベットの上で、愛し合ように互いを貪りあっていた…
奥さんから漂う女の甘い香りがベットに充満して俺を包み込んだ。

 二人は互いに許しを乞うように、溶け合いベットの上で乱れていった。
俺の小さかったペニスは自分でも信じられないほどに、ムクムクと大きく硬く撓りを見せつけた。

 俺の下で身悶えしてヨガリ声を奏でる奥さんの声に重なるように、俺の恥ずかしい声が溶け合い
そして、俺を入れたままで上になり上下に身体を揺らす奥さんの震える全身は天使のように見えた。

 俺と奥さんの交じりは何時間も続けられた…

 子供は実家に預けて来たと言う奥さんは、暫く俺の部屋で同棲生活を送り俺たち二人は毎日のように
求め合い、慈しみあい、溶け合いながら所長の退院を待った。

 自身を切断した所長は何とか繋がったものの、二度と男としての機能は回復しないまま退院し、
今も、所長としてあのビルに詰めていると言う。

 そして俺は所長の奥さんの紹介で、あのブティックで女性店員としてスーツスカートを身に纏い
ストッキング一枚で歩く外は少し寒いが、今朝も元気に出勤してきたところだ。

 勿論、店のオーナーは俺が男だと言うことは知ってるが、今となってはどうでもいいことだ。
何せ、女の姿していても、男として凄い物を持っている俺は、今日はオーナーと明日は奥さんとと言う具合に
仕事以外でも多忙な日々を送っている。

 元々、レズっ気のあったという二人は一粒で二度美味しい♪ と、口を揃える。

 
 
 いらっしゃいませぇ~♪ こちらへどうぞぉ~♪ 今日もお客様に笑顔を届ける俺だった……

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