2021年10月31日日曜日

鬼畜の美食家    Ⅳ    18話

 18話









 鬼畜の美食家達を逮捕した警視庁は科捜研が持ってくるであろう報告書に首を長くして待って居て、鬼畜の美食家達が何人いるのかは逮捕された本人たちも知らないことが判明したが「おそらく一万人はいるだろうか…」と、声を震わせながら答えた。だがこの事件に多くのメディアが一斉に報じていて真実はまだ闇の中だった。それを証拠に逮捕から一晩経ったものの、この日の夜にも別の所で鬼畜の美食家達は食事を楽しんで居た。


そして科捜研が持ってきた爽やかな香りの正体は、ただの香水だったと報告が来て一課長は「そんな馬鹿な!!」と、顔にしわを寄せた。キングが世界中から集めた一癖も二癖もある科学者の作ったモノが簡単に見破れるはずなど何処にも無く、警視庁はこの香水が何らかの原因で女性達をコントロールしていると考えていたものの。ただの香水と科捜研に言われても納得が行くはずも無く、一課長は再度の検査を科捜研に要求した。


だが科捜研が何度調べても結果は、ただの香水と報告したそして警視庁はこの香水を使って実験してみることにした。被験者は警視庁の女性捜査官で捜査員の一人に香水を首と耳の後ろに塗って女性捜査官の横を少し早く歩いて女性捜査官の様子を見た。すると女性捜査員は突然立ち止まって数秒間動かなくなった。そしてどう言う訳か男性捜査員もおかしくなっしまった。


だが数分後女性捜査員はシャキっとしてそのまま数メートル歩いて来たものの、男性捜査員は目を開いたまま立ち尽くして居て身体は微動だにせず10分くらいソファによこにしていると目を覚ました。それを見た一課長は「今のは何だったんだ?」と、犯人役の男性捜査員に聞くと、何故か身体動かず立ったまま気絶していたような気がしますと、一課長に話すと再びソファに倒れてしまった。


元々はワクチンを打ってない者に香水をつけると言う行為は危険であることはキングもジョーカも拉致班達も知っていたが捜査員達はそれを知らずに男も香水にやられたのだった。そして香水を手の指に塗った捜査員が女性捜査員にソレを嗅がせ屋上まで行って捜査本部に戻ってくるようにと伝えると、女性捜査員は突然、催眠術に掛かったように屋上を目指して階段を使うと再び捜査本部に戻って来た。それをゾロゾロと追い掛ける捜査員達は驚いて声も出なかった。


 そんな状況を見た捜査員達は女性捜査員に声をかけたものの、立ったまま気絶しているように見えた。そして女性捜査官はソファーに横になったまま数時間が経過してようやく目を覚ますと「さわやかな香り」と、周囲に語るように話した。そして犯人役の男性捜査員は目を閉じたまま翌朝まで眠っていた。本来ならこの男性捜査官を病院に連れて行くだろうが、何の病気か解らないため感染の疑いもあって一課長は困惑しつつも男性捜査員の回復を願った。


そして太陽が昇り始める頃、男性捜査員は目を覚まし「香水を嗅いだ時、幸せな感覚に襲われた」と、周囲に話した。一課長は前日の実験を取ったビデオを科捜研に再度、送ると数時間後に来た報告書には「ただの香水です」と、報告を受けたが、科捜研側から「もうしばらく調査させて欲しい」と、要望書が添付されていた。


それから一週間の期間を要して女性捜査員と男性捜査員は病院で過ごしていた。そしてこの時、科捜研では香水の材料を分析して緻密な研究が重ねられた。その結果、科捜研では「科学的に説明の出来ない何かが入っている」と、捜査本部に報告して来た。捜査本部の一課長は科捜研に引き続き研究を進めて欲しいと伝え、捜査員を都内の大学の校門に張り込みをさせた。そして再びこの夜も女子大生を歓迎するパーティーが開催されていて、深夜の1時ごろに119番通報があって事件が発覚した。


そして捜査員たちの張り込みの最中にも次々に女子大生達は鬼畜の美食家達に依って被害を被っていた。捜査員達は昼夜二交代で張り込みを続けたが爽やかな香りの女子大生を見つけることが出来ずに居たが、鬼畜の美食家達の運営者達は女子大生は諦め専門学校に通学する女子に絞って、爽やかな香りで被害者を増やして行ったが、捜査本部では相変わらず女子大生に張り付いていて、今度は専門学校に通学する女子達が被害者として病院に搬送されて居た。


だが未だに科捜研は、爽やかな香りの成分に付いて調査を毎日のように繰り返していた。勿論、完全防護服着用で香水の香りを嗅ぐことは無かった。その頃、ジョーカーはキングと連絡を取って新しいドクターを外国から日本に二人派遣してきていたが、舌を噛み切って自殺したドクターの家族には数億円の箱が届いていた。そして新しいドクターが日本に来たことはジョーカーに知らされていた。これで都内にいる鬼畜の美食家達を運営する組織が3つになり毎日のように被害者が増加していた。


 そして今度は男子大学生が狙われマダム(65歳以上)達を喜ばせ、男子大学生達は顔にまたがるマダム達の陰部の激臭に顔を振って耐えていた。そして男子大学生達は股間の陰部をエグリ取られマダム達に喰われて病院に運ばれて行った。そしてこの時も捜査員に男子大学生達は「爽やかな香りがした」と、証言し捜査員達を困らせた。だが陰部をエグリ取られた被害者達は性転換して生きて行くしか手が無いことに号泣したと担当の医師から捜査員達に伝えられていた。


だが捜査員達は、爽やかな香りを嗅いだと言う男子大学生達はマダム達の臭い陰部を顔に押し当てられて顔の上で前後しているうちに、目が覚めたと言うことに捜査本部では着目していた。そしてこのことを科捜研に伝えると、科捜研ではマダム達の臭い陰部から出る体液に何か秘密があるのかも知れないとも考えていた。そして数日は何も起こらない日が続き、警察を「ほっ」と、させていたが、警視庁では次に狙われるのがどういう立場の人間なのかを考えていた。


そして科捜研ではマダム達の体液を科学的に作って、爽やかな香りを消滅させられるのか実験を繰り返して居た。だが捜査本部では次に狙われる人たちの事を考えていたが特別、思いつかない状況が続いた。そしてそれは海外でも同じで香り成分を暴こうとする大学教授達も入って研究されていた。だが世界中の科学者ですら香り成分に疑問を持つ人たちも居てそれは科捜研でも同じだった。キングが世界中から集めた科学者の結晶は直ぐにはつき止められていなかった。


だが、安全な日々も数時間と言うだけで、事件は再び、それも1000人規模で行われ警察では途方に暮れていた。そしてこの日の深夜、119番に連絡が入り指定された現場には1000人のうめき声が室内に漂っていた。今度は男女合わせて1000人と言う大事件だった。ただやはりマダム達が男子大学生の顔に「どっこいしょ」と、陰部を滑らせてマダム達の臭い体液で目が覚めたと言う大学生が多数を占め、女子大生達は目を覚ました者はゼロで、病院に到着して初めて目がさめたと言う。


500人の女子大生は乳房を失い尻肉と太ももに陰部までもがエグリ取られていて、被害の大きさを改めて警視庁を驚かせた。そして男子大学生は胸の筋肉を失い股間をエグリ取られて、女として生きてゆくしかないと医者は声を震わせた。そして事情聴取が可能と言う男子大学生は大学の寮に入って居て中身の無い手紙を受け取り、中を確認すると「爽やかな香りがした」と、証言した。そして女子大生も数人が男子大学生と同じことを話してくれた。


 こうして日本中を震撼させる事件は多発傾向にあって警視庁は何の手も浮かばずに毎日どこかでくり広げられているパーティーを見つけることは困難を極めていた。そして警視庁は「相手の名前の入って居ない手紙は封を切らないで下さい」と、メディアを通じて全国に呼び掛け一定の効果が期待できても根本的に犯人逮捕は難しいと考えていた。


そしてその頃、公安によって警察内部に居る鬼畜の美食家の運営と結託していると思われる警察官が残り5人となった時、公安は秘密裏に捜査一課長だけに報告すると捜査一課長は顔色を変え公安の担当者に「今聞いた話しは私の胸にとどめておきます」と、頭を下げた。こうして警察内部にスパイが居る事をしった一課長は鬼畜の美食家を運営する犯人達に罠を仕掛けて犯人の摘発に捜査員の全員を集めて捜査会議を始めた。


一課長は次の現場は東京都の東側に重点を置いて捜査員達を張り付かせると言うと、捜査員達は大きな声で「はい!!」と、部屋の中に捜査員達の返事が轟いた。そして捜査員達の内、3000人を配置すると残りの1000人は予備として本部内に残すと話した。するとコレを聞いた警察官はさっそく鬼畜の美食家の運営であるジョーカーに連絡を取って警察の動きを伝えた。そしてジョカーは東京都の西側でパーティーを始める段取りに入った。


こうして鬼畜の美食家を運営するジョーカーは西側に1000人、入るパーティー会場が無いか不動産屋に場所を探して貰うと次々に客達に会場の住所を伝え、今夜の祝杯を上げようとシャンパンを用意して笑みを浮かべたが、捜査一課長は内密に残した信用に値する1000人の捜査員達を西側に配置した。そして5階建てのテナントの決まって居ない新築のビルに明かりを灯している事を知ると、中の様子を夜間用の双眼鏡で確認し他の捜査員達にも連絡を取り合った。


そして5階建ての新築のビルを1000人の捜査員達が周囲から中を個々に確認すると「ここで間違いない!!」と、踏んだ捜査員達は鬼畜の美食家のパーティーが始まるのを「ジッ」と待ってから一斉に捜査員達はビルの中に突入した。すると中には1000人を超える男達とマダム達が起って居てワインを片手に盛り上がっている最中だった。そこへ「警察だあぁーーー!! 全員ソコを動くなあぁーー!!」と、大声を上げると客達はパニックになって室内を逃げ惑った。


 そして捜査員が天井に向けて銃を一発撃つと、市内は静かになって捜査員達は奥にある部屋の中に居るであろう白衣を着た男達の二人に近づくと、二人の男達は自部化の頭に拳銃を当てて自殺する寸前に捜査員達は白衣の二人の男達から銃を奪って自殺を防ぎ、横に虚ろな目をした男女1000人を「チラッ」と、見て会場にいる1000人の男女を次々に逮捕して行った。そして逮捕した白衣の男の二人が舌を噛み切らないように手ぬぐいでサルグツワをして歩かせた。


所が二人の男達が明るい会場に来た時、捜査員は相手が外国人であることに驚いた。そして「以前も捕まえた二人の男達は外国人だったよな~」と、言うと「やはりこの事件は世界的に起きていると言うのは本当だったんだな」と、別の捜査員が話した。そして捜査一課長に連絡を取ると「そうかあぁー!! よくやった!!」と、久しぶりに聞く一課長の声に捜査員達は嬉しそうだった。ところで「何でこのビルが怪しい」と、思ったんだと言う捜査員に一課長には何百人と言う情報屋が居て一課長は情報屋に頼んだらしいんだ。と、笑みを捜査員達は浮かべた。


そして見事に罠にはまったジョーカーは何もしらないまま時計を見てシャンパンを飲み始めた。だが翌日のテレビのニュースを見たジョーカーは唖然としてニュースに見入った。そして「確か昨日は東方面に捜査員が張り付いていたはずだが」と、警察のスパイに確認をとったがスパイも捜査本部に騙されていた事が判明するやジョーカーは「くそおおぉぉーー!!」と、吠えるような大声を出した。そしてその頃、警視庁に居た客達は一人づつ取り調べを受け白衣の男達は「ドクター」と、呼ばれている事が判明した。そしてドクター達は一つの会場に二人から10人が付いていたと言うが今回は何故か二人しかつかなかったと言う。


そして警視庁の捜査本部では昨日集まった客達の写真を撮り、各自に住所と職業と年齢を確認し、その内容を写真付きでテレビに公開した。中には「少しやりすぎでは無いか」と、批判を受けたものの身体から肉を取られ喰われた者が浮かばれないと、一課長はソレを一蹴した。そして「コイツラが居るからヤツラは犠牲者を増やすんだ」と、批判した者に声を大きくして話した。すると批判した者達は、全員が下を見て沈黙した。そんな頃、科捜研ではマダム達の体液を科学的に作って男性の研究員に爽やかな香りを書かせた後で、科学的に作ったマダム達の体液を顔に塗ると、男性の研究員は驚いたように目を開いた、そして「くっせええぇぇーー!!」と、顔をタオルで拭いて自覚を取り戻した。


テレビニュースでは警視庁から流れてきた客の写真を公開し鬼畜の美食家達の悪行を正すために住所、職業、年齢までも公開した。そしてこれを見た視聴者たちは怒りに全身を震わせ激怒していた。そして警視庁は今後も逮捕した客達の情報を公開すると付け加えた。だか、今回公開した客の殆んどが政財界に通じる金持ちだった事が判明し、それらの情報も全てテレビに公開した。そして一課長は「これで被害を被った者達も少しは浮かばれるだろう…」と、心の中で思って居た。そして科捜研では爽やかな香りに含まれる何かは解らなかったが男性に対してマダム達の体液が何らかの形で作用している事を捜査本部に伝えた。







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