2021年10月29日金曜日

鬼畜の美食家    Ⅳ    8話

 8話








 そして日本は全国的に鬼畜の美食家達に遊ばれているように感じる人間も少なからず居て、単に警察を叩くメディアは次々にネットの世界では炎上していて、メディアに勤務している人間も普通に被害者となっていることも拍車を掛けていた。


ただ地球規模で行われている鬼畜の美食家の犯行に世界中の警察がてんやわんや状態で何処の国の警察も手を焼いていた。そんな事も知らない若者たちの中には「自分達には関係ない」と、言っては夜の街中で騒いで酒を飲んで明かりの点いてないコンビニの前ではしゃいで居た。


女達はミニスカートを履いて踊り始めそれに合わせるかのように男子も踊り出した。だがそんな無邪気な男女を黒いワゴン車から「じーーーー」と、見ていた人物が居て「美味そうな肉をしてやがる」と、言い放ち車から降りて拉致しようとしたのを仲間が止めた。それは鬼畜の美食家達の仲間の拉致班達だった。


もはや鬼畜の美食家達から見て女は肉にしか見えて居らず、踊る度に太ももをプリンプリンと揺らす女達に拉致班の男も「俺たちも喰いてえな…」と、仲間同士で話し合っていた。だがそれは鬼畜の美食家達の規則であってスタッフが肉に手をださせないキングの指示でもあった。


拉致班はキングの存在は知らずジョーカーがリーダーだと思っていたが、実際のところは何も知らせられていなかった。そして今ではコロナで入院する患者よりも肉を喰われた被害者の方が増加していていてその度に、病院の数を増やさなければならない事態になっていた。


 そして季節は冬の12月になっていたが、相変わらず警察は鬼畜の美食家達の活動を阻止できては居なかった。そればかりか何の手がかりも掴んでは居なかった。そして前回のガサ入れで逮捕していた政財界の犯人達は証拠不十分で全員が釈放されていた。


捜査本部の一課長は客の大多数が政財界の重鎮で、財閥系の人間も居たことから捜査員を500人から700人に増員させて政財界の人間たちを監視するように指示を出していた。そしてそれは公安も同じで捜査員を政治家に絞って監視させていた。そして深夜に邸宅から車で出た政財界の重鎮に尾行をさせていた。


だが政財界の重鎮達は余程、用心深く邸宅から出てきたのは実際には重鎮では無く家政婦を乗せて街中をドライブするだけのオトリだった。そして邸宅から出て行った黒塗りの高級車を尾行していする間に一人で邸宅迄タクシーを呼んで外出するマダムの姿を見ていた者はひとりも居なかった。


今やコロナも半分以上の国民がワクチンを済ませていたが、鬼畜の美食家達の所為でコロナ患者が入院を拒まれて死んだと言う報道も何件かあったようだ。だが新聞の朝刊では相変わらず鬼畜の美食家達の事が一面トップで掲載されていて、日本国民の殆どが夜に明かりを灯して寝ていた。


だが中には性転換したいと望む男達も居て、磨きの掛かった身体の上に薄着をしていて見た目には女にしか見えない彼らは、女と勘違いされ催眠術に掛かって目をトローンとさせてマダム達が楽しんで居る会場に到着した者も多かった。男達は性転換する預金も無く自分たちが喰われれば必然的に女になれると安易な発想で男達の会場に来ていた。


 そしてマダム達のパーティーと男性のパーティーに招かれた肉達は指示されるがままにレイプされショーに加えられたが、男達のパーティーにオカマが混ざっている事を知った男達はお釜を天井から吊るして手に持ったムチでお釜の身体を何度も打ち付けた。そしてその痛みに耐えきれないオカマ達は次々に「痛い痛い痛いーーー!!」と、クルクル回る男の客達に遊ばれていた。


マダム達は相変わらずに男の顔に股間をかぶせ腰を前後して男達は「くせええぇぇーーー!! やめてくれええぇーーー!!」と、顔を左右に振ったものの、顔だろうが頭だろがマダム達の腰振りは続けられた。そしてマダム達の、くさい液体は男達の顔はもちろん頭まで液体がしみ込んで室内は女の匂いでむせ返るようだった。


だが女装して女に間違われたオカマ達は、男でもOKと言う客達に肛門が裂けて血が出るほどに犯され続け苦悩する顔を更に険しくさせていった。そして2時間後には料理のための番号が客達に渡され、客達は思うがままに全裸の女達に番号を書き込んでいき、ワインを飲みながら自分が指定した肉にワクワクして待って居た。


そして一通り客達に肉が行き届くと、部屋の隅に追いやられたオカマ達は玉袋だけ残して竿の部分は根元からエグリ切られてゴミ箱の中に捨てられた。そして数時間後、マダム達も男達もほぼ同じ時間にパーティーは終了してドクタ達は肉を取られた男女を応急処置をして床に寝かせるとその場から離れて119番通報された。


だが部屋の隅に置いて行かれたオカマ達はそのまま放置され切り取られた部分に焼きごてを押し付けられて止血された。そして同時刻に119番された二か所に救急車と警察と鑑識が向かったが、オカマ達は気絶していて肛門から血が漏れていた事に消防隊員は驚いて担架に乗せると救急車に乗せて走って行った。


 そして翌日のテレビでは被害にあったオカマ達の話題で何処のチャンネルを回してもその話題で全国の人間たちはみんな見ていた。そして「何でオカマなんかが狙われたんだ?」と、会社でもオカマの話題で持ち切りだった。今回の事件で被害者になったのは男が100人女が196人そしてオカマが4人と報道された。


そして入院したオカマ達は竿を根本の奥から切り取られたことに仰天して「女の服装なんかしなけりゃ良かったのに…」と、自分を責めた。そしてオカマ達は男にも戻れず女にもなれない身体になってそれを悲観して号泣していた。だが医師は腸管から膣形成と言う手段があるとオカマ達に伝えていた。腸管から膣形成とは大腸の一部を切り取ってそれで膣を作成する方法である。


だが、オカマ達は永遠に性的な快楽は無いとも伝えられ少しだけ見えていた光が、ドンドンと見えなくなっていって最後は疲れて眠ってしまった。そして被害者に成ってしまった男女の内、男は腸管から膣形成で性転換するしか無く、女の方も腸管から膣形成するしかない状態に悲観して布団の中でシクシクと泣いていた。


鬼畜の美食家達は全国の人間に不幸をもたらして、なおも冷たい視線でキングは日本の状況報告を見ていた。だが世界中で広げられる難事件に日本の検察も警察と同じく世間から冷たい目で見られていた。ましてや現職の女刑事さえも被害者になったと言う情報が週刊誌に漏れていた。それは鬼畜の美食家達が流した情報だった。


そして12月もそろそろ終わりに近づく頃、ハッピーニューイヤーと題して大きなイベントをやることに決まって居たが、今は不動産屋から来る情報を待って居るだけだった。5000の肉が入る会場として3か所が選ばれたが、鬼畜の美食家達は再び警察を罠にかけるべく事前に警視庁へのタレ込みがあってソコでは5000人が入るパーティーがあると言うことだった。


 だが警視庁の捜査本部では前回の廃ホテルの件があって、捜査員達も及び腰になっている事を危惧する声も出ていて、ましてや何処の誰とも解らない男からのタレコミを信じることは出来なかった。だが不動産屋が上げたのは都心から4時間の場所の廃村に建っている高校の廃墟だった。ここなら体育館や教室も使って活動が出来ると考えた不動産屋はその高校を見に行った。


そしてここなら「いいな」と、独り言を言うとジョーカーに連絡して警視庁を騙せる街もあると連絡が入った。そして当日まで客達にはパーティー会場の場所を教えなかった。そしてキングに連絡を取ってドクターを500人欲しいと話すとキングはOKを出した。


そして12月の31日に客達に連絡を取ったジョーカーは拉致班に5000の雄と雌の肉を手配させると、夜の10時にジョーカーは、警察を招くためにパーティー会場とは真逆の廃村に来ていて廃小学校に明かりを煌々とスイッチを入れて周り、再び警視庁に連絡が行くように所轄の警察に110番してその場を離れた。


何も知らない現地の警察署では警視庁に連絡を取って廃村の小学校に明かりが灯っていると連絡を入れ警視庁の捜査員と救急車を5000台用意して欲しいと状況を知らせ、廃村の明かりの灯る小学校へ近づいて行くと、中からは観客が楽しむ歌声や盛大な拍手が漏れてきたことで現地の所轄は警視庁に状況説明して待機していた。


そしてその時刻、別の場所では5000人の肉が集まって中に入っていて、客達もその肉の多さに歓喜してシャンパンを次々に開けて行った。そして客達が集まったが、警視庁と救急車が向かったのは現地の警察署が待機している学校だった。中からは相変わらず大勢の賑わう人の声で溢れ、現地の警察官は学校の周囲に待機して警視庁が来るのを待って居た。


 男女混合のパーティーは様々なショーに魅了され歓喜していたが、警視庁が向かっている現場では大勢の人間の声が響き渡って居て、突然静かになったかと思えば再び大歓声が巻き起こり、現地の警察からは数千人規模の宴会が開かれていると連絡を受けた警視庁はそれを信じて、後30分ほどで到着すると返信していた。


そして一瞬明かりが消えたかと思うと直ぐに明かりが灯り中からは再び大勢の人間の声が聞こえていた。そして警視庁と消防隊が到着すると現地の警察と合流して学校を包囲して捜査員の全員が拳銃に手を置いて、学校の扉を開けて突入し「警察だあぁー!! 誰もソコを動くなあぁーー!!」と、警視庁の捜査員達が中に入るとソコには人間の一人も居ない空間で、中にはタイマーを仕掛けられた蛍光灯とカセットレコーダーが置かれていて、体育館の中には「警察の皆さん お疲れ様でした」と、書かれた垂れ幕が貼ってあった。


まんまと鬼畜の美食家達に騙された警察官達は「くそおぉー!! また騙されたーー!!」と、大声を上げる捜査員が複数居た。そして時間も午前2時を回る頃、ハッピーニューイヤーのパーティーは終了して、校庭に止められていた6000台の黒塗りの高級車が一台づつその場を離れ、ドクター達は被害者の応急処置に追われ、午前3時には全てを終わらせ、その場から立ち去って、119番に通報が入った。


そして5000人と言う被害者を出した事で救急車が足りず自衛隊の車両も加わって被害者の救出に車を走らせた。警視庁はまんまと騙され別の場所で鬼畜の美食家達が活動していた事に、捜査一課長は奥歯を噛みしめて本物の現場へと向かった。




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